高齢化先進国であるということ
2016.10.22 不動産投資
高齢化の先進国、日本。 先日、平成26年度の日本人平均寿命は男性80.50歳、女性86.83歳(出典:平均寿命の国際比較 厚生労働省)との記事がありました。 ちなみに平均寿命とは別に、健康上の問題で日常生活が制限されない期間を示す「健康寿命」は、女性が74.21歳、男性が71.19歳でした。 65歳で定年退職した場合、その後の20年間の生活費、更に健康寿命で考えてみるとかなり深刻です。 仮に85歳まで生きるとして、年金の受給開始年齢は現在70歳からと決まっていますが、 これが後ろにずらされることはあっても、前倒しになることは期待できません。 現在はなんとか年金制度は成り立っていますが、このまま少子高齢社会が続いていけば年金制度もどうなるのか解からない状況にありますね。 現役世代のうちから将来老後の生活資金の確保の為に行動しておかなければ、ステキで優雅なセカンドライフも難しい現状です。 最近のご相談も、退職金を元手に第二の人生でマンション・アパート経営に挑戦する人が増えている傾向にあると、日々肌で感じております。 また、年金不安の問題もあり、20代後半から30代のご相談も、以前よりかなり増えてきています。 年金だけでは経済的な不安もつきまとう昨今、退職金をただ食いつぶしていくより、“大家業”で収入を補おうとする意識が高まるのは当然かと思います。 マンション投資は金利で収益が大きく変わるため、投資物件を購入・運用する”時期”が重要です。 低金利な今はマンション経営に有利なので、安心して長期的に資産を築けますし、
他の投資商品に比べると比較的低いリスクで、長期間に渡って安定した収入を得ることができます。 一番重要な点は、安定した収入を得られる物件かどうかの見極めになってきます。 日本は男女共に世界一の長寿を誇る国ですが、だからこそ、老後はお金の心配をすることなく、豊かに暮らしたいものですね。 深澤宗洋