狭小アパート
2016.11.08 不動産投資
昨今、収益不動産の利回りが『月々日々』に下がって歯止めがきかない状態。
しかし、オリンピック効果で土地が高騰しているから、今は購入するべきでない!と考えるのはいかがなものでしょうか?
何故なら、今は金融機関の融資が『住宅ローン並みの低金利で借り入れができるチャンス!』と捉える方も多く、
購入控えをしている人をよそ目に、取引が活発に行われているからです。
しかも、あと数年待ったら、その期間のキャッシュフローを得られないばかりか、完済というゴールも遠のいてしまいます。
ですからいつも私はお客様に、
「お得な物件はありません!」
「物件選びはお嫁さん選びと一緒、第一印象で、身体は丈夫か、たくさん働いてくれそうかどうか、あか抜けているかどうかの印象で決めてください!」
と本気で申し上げています。
最近は、コンパクトアパートを通り越して、狭小アパート(9平米)という物件も出てきました。
おそるおそる、中を覗いてみると・・・なんと、ドアを開けたらドアも仕切りもないトイレとご対面。
これには少々驚きましたが、キッチンの下に洗濯機が常設されていたり、無機質なステンレス製の水回りが妙にカッコ良かったり、
何やら「グッドデザイン賞受賞建築家設計」という事で、納得感がありました。
そしてこの物件の売りは、なんといっても立地。
東西線と都営地下鉄利用可で駅から徒歩4分。
この狭さでも賃貸募集から1か月足らずで、ほぼ申込終了となるそうです。どおりで・・・
理想の物件を追い求めるより、『現実』にアンテナをはるべきですね。
利回りを求めて郊外に出るのか!?はたまた自己資金をはたいて、エリアに拘って購入するのか!?
投資家にとっては悩みどころですが、真ん中をとった狭小アパートは、サラリーマン大家さんの救世主かもしれません。