AIは仕事を奪うのか
2019.10.03 その他
「AI」というワードを頻繁に見聞きするようになってからどれくらいの年数が経つでしょうか。
歴史的にみると、実は「AIブーム」なるものが存在していて、現在は第3次AIブームになるそうです。
第1次は1950年代、第2次は1980年代後半頃、そして第3次ブームは2000年から今日に至っています。
現在のAIは、1次・2次ブームとは比にならない速度で進化しています。
その進化速度は目を見張るものがあり「仕事がなくなる!」「なんか怖い!」「人の心を持ってない!」等の記事をよく見ます。
少し心配になったので調べたところ、2014年の米国の研究で「AIに取って代わられる仕事」の中に
「不動産仲介業」も含まれていて自分自身も少し焦りました・・・(笑)
しかしながら、全ての仕事においてはそれぞれの役割があり、現在のところ全ての役割をAIが制圧できないと言われいています。
例えば、回転ずし店において、シャリはAI指示のもと機械が握ってくれますが、
食後のテーブルの片づけは出来ないと言った具合です。(第4次ブームで出来てしまうかも!)
話を不動産業に戻しますと、周辺相場や取引事例など、既に膨大なデータが蓄積されています。
その内、人の経験や勘など関係なしに、家賃や物件価格が決まっていく未来があるかもしれません。
煩雑な契約事も顔認証で一発OKになる・・・という事も考えられます。
これからは、どの業種もAIに取って代わられない場所を常に考える事によって
新しい働き方・仕事が見えてくる時代になります。
やはり、AIによって仕事を奪われることは避けられません。
しかし、それに怯えるのではなく、最強の便利ツールである「AI」と共存するために
「人」ならではの発想や創造・人間力を高め、自身の役割を理解する事が大切だと思います。
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