私は大学を卒業して以来、約30年間不動産業界に身を置いていますが、
「バブル崩壊」「リーマンショック」など過去を振り返ると、
不動産の価格は金融機関の融資姿勢で、上下を繰り返す事が身に染みて解ります。

では、この先は？？と言うと、日経新聞に「金融庁、日銀がアパート融資に対して云々・・・」の記事が踊っていますので、
過去の経験から言えば多少の融資引き締め、不動産価格の下落の方程式になりそうです。
そうなると、少しでも安くなってから購入する事が賢い投資法になりそうですが、
融資を利用して購入する場合（殆どの人はそうだと思いますが！）は、
残念ながら自身も融資が受けられず、結局はその場面では「買えない」と言う事になります。

六本木のミッドタウンの向側のビルが、利回り14％で中々買い手がつかなかった事が今でも鮮明に思い出されます。
家賃収入を目的とした投資の場合は、「買える時が買い時」と言う方程式の方が成功の秘訣なように思います。