DIY可能(改装可能)物件での空き家対策
2016.09.17 不動産投資 賃貸管理
少し前に比べ、「リノベーション」や「DIY」という言葉を非常によく耳にするようになりましたね。 賃貸の市場においても、このDIY可能(改装可能)を「うり!」にした物件が出てきているのはご存知でしょうか? UR都市機構が始めた「カスタマイズUR」プロジェクトでは、自分好みの空間作りを楽しんでもらう為に、 リビングやダイニングに「自由にできる壁(フリーウォール)」が設けられています。 通常の賃貸では、壁に穴をあける事や壁紙を変える事はなかなか出来ないですよね。 ですが、この「カスタマイズUR」ではフリーウォールを利用して、 個性的な柄の壁紙を張ったり、壁を塗り替えたり、釘を打って棚を作る事が出来ます! しかも、原状回復の義務も負いません。 また、同じくURの「DIY住宅」というプロジェクトでは、 躯体を除く部分で更に、自由度の高いカスタマイズが可能になっています。 海外では、賃貸物件であっても自分仕様にカスタマイズが出来る物件が多いようですが、 日本ではまだまだ賃貸物件の自由度は低い状況です。 実際に提案していくとなると、DIY可能範囲の取り決めなどをしっかり行っていく必要は出てくるとは思いますが、 このような「DIY(改装可能)物件」の提案が、古くてなかなか入居の決まらない物件の救世主になりうるかもしれません。